インバウンドでタイ人を集客! 事例多数で万全の用意 [PR]
ナムジャイブログ

殘缺的寓言

殘缺的寓言

をあこうした

   

 昔と違っていたのは駅前だけ、港に面して大型の商業施設が建設され、かつての面影はなくなっていたが、街中は学生時代に訪れた時と変わらない風景だった。込み入った路地道、くねくねと入り組んだ坂道、海と山と島と街が一体化した独特の雰囲気が今も僕を魅してやまない。

 小学校の校舎もそれだけで文化遺産のようだ。
 学校 7
 しかし、街の中の人影はまばらだ。
 人口が減ってきているのだという、何しろ坂道だらけのこの街では車はもちろんバイクも自転車さえも使えない家が多く、高齢の方にとっては坂の上り下りが大変だ。家を新築、改築癌症指數するのに重機や車が使えないのである!したがって、引っ越しの費用は平地の街の倍近くになるのだそうだ。
 新築の家が建てにくいがゆえに残されたともいえるレトロな街並、それは街の高齢化、若い人が移住しにくいことから過疎化という反面を持っていることを知る。旅人として訪れる僕は地元の方の話にしみじみと頷くだけだった。
 空き家 7
 街をあげて「空き家プロジェクト」と銘打ち、空き家に移住を促進する計画を推進中だ。
 十年後くらいに僕が済んでいるかもしれない
この日の宿はゲストハウス「ヤドカーリ」
 けっこうな大人になったので贅沢な宿に泊まれないこともないが、僕はもっぱらリーズナブルな宿か好きだ。相部屋、素泊まり、風呂なし、共同トイレ、1500円でのお泊りだ。
 
 飛行機を使う場合は早割の関係で大きな計画変更は不可だが、それでも最終的なルートが当初の計画と全然違ってしまうこともしょっちゅうだ。
 この脳内ジャーニーこそ旅の醍醐味の一つであろう。
 一時間もたつともうプランが変わってくる。
 これも一人旅こその楽しみである。
 道連れがいてはできないことだ。
 「旅行」はみんなが楽しい。
 「旅」は一人が楽しい。
 同じ土地を旅するにしてもその楽しみは例を挙げると枚挙に暇がない。
今回の僕の目的地は広島県の「尾道」である。
 学生時代何度も訪れた大好きな街で僕のペンネームの由来ともなっている。
 実に訪れるのは約30年ぶりである、長らくご無沙汰していました。
 尾道からしまなみ海道、鞆の浦と巡り、最後の日は大阪の通天閣の下に宿を取った。

 2段ベッドが2つの4人部屋、僕の部屋は「二階」、ゲストハウスは圧倒的に外国人が多いがこの日の同部屋は日本人の学生と韓国人の旅人。

 翌日も生憎の雨、天気には勝てないので雨に関係ないアーケードを散策した。
 このアーケードは学生時代に来た時からあったものだ、記憶は美化されるというがあの頃と変わらない風景に三たび懐かしさがこみ上げる。

 今回三日間の滞在時にはこのほかにも「さまざ組合屋まな」出来事!があったのだが、それはいつか別の機会に譲ることにして、最後にとても素敵なお店を見つけたので紹介したいと思う。
 ゲストハウス「あなごのねどこ」
  あなごのねどこ
 文字通り 「超ーーー細長い」 ゲストハウス!
 ウナギの寝床 7
 併設のカフェでランチをいただきました。
 
 とても素敵なカフェです おススメ!

 
 うん十年ぶりに訪れた尾道の街は僕のことたたかく迎えてくれました(^^)
 心のなかで「行ってきます」とつぶやきつつ??
 僕はこの絵葉書のような街をあとにした???

 その代わり仕事が終わるとまとめて休みがもらえる。
 僕は半年に一度一人で旅に出る。
 ものは考えようだ。
 休日は混雑するし盆や正月は料金も割高だ。
 シーズンオフの平日は一人で旅をするには魅力がいっぱいだ。


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。