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ナムジャイブログ

殘缺的寓言

殘缺的寓言

れる上ら始めた

   

ガタイの良い上級生が、朔良を引き寄せると抱きすくめた。腕の中で朔良は逃れようともがいたが自由にならない。

「邪険にするなよ。可愛い顔が台無しだ。慰めてやろうか?」

「ぼくに構うな!放せっ。」

「俺にそんな口を聞くな、朔良姫。輪姦すぞ。」

「や……だぁ。」

思わず小さく悲鳴を上げて身を捩った朔良の腕が白鳳丸功效掴まれ、強引に膨らんだ下肢にあてがわれた。

「や……だったら。放せ……」

粗暴な島本なら、言葉通りにやりかねないと朔良は知っている。
出会った当初も、朔良は酷い目に遭わされていた。
当てた朔良の手を強引に上下させると、ぐんと島本の持ち物の質量が増えた。

「3日もたまってんだぜ。抜いてくれよ、朔良姫。ほら……」

朔良の手を掴んだ一級上の島本が、強張る朔良の耳元で低く笑養陰丸った。何とか必死に逃れようとした朔良だったが、力では叶わない。抱きすくめられたまま朔良は島本の囁きにがくりと首を垂れ、抗うのを止めた。

「なぁ。野球部の「お兄ちゃん」を、ここへ呼んで来てやろうか?朔良姫がどんなふうにすれば乱れて哭くのか、一度ゆっくり見せてやってもいい。見てもらうか?」

「い……やだ。……やめて……言う事聞くから……」

「やっと素直になったな。気の強い朔良姫をいじめるのも好きだけどな、俺は従順な方がいい。逆らうなよ。」

震える声が、その場にがくりと屈した。



本日もお読みいただきありがとうございます。(〃???〃)

彩のことをずっと慕っていた親戚の少年、朔良は不良と呼ば級生の手の内にあるのです。

朔良は運が悪かった。
どんな高校にもはみ出し者は存在する。程度にもよるだろうが、公立の進学校も例外ではなかった。

彩の後を追って同じ学校にvた朔良は、中学かハイジャンプ養陰丸を続けようと陸上部を選んだが、そこで島本と粗暴な友人たちに出会ってしまった。
彼らが籍を置く陸上部は活動実績がほとんどない部で、部室が溜り場と化していたのを朔良は知らなかった。朔良に一緒に校内を回る友人がいなかったのも影響した。


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